360キックフリップというトリックがある。このトリックをそもそも知らない方はまずは↓をチェックしてほしい。
いつかは、中級トリックと言われた時期もあったり最近ではフリップはできなくてもトレはできてしまうというスケーターもいたりするようなトリックである。
そしてこのトリックではスタイルがあり、それが「平成トレ」と言われたりすることなのだがなぜ平成なのか?平成に生まれたからなのか?そのあたりを考察してみる。
360キックフリップ・トレフリップとは?
そもそも360キックフリップ、もしくはトレフリップとはどんなトリックなのか?
これを知らないままでは、話が進まない。
簡単に説明すると、板を横と縦に1回転づつさせるトリックである。
このトリックについて、詳しくは【How To 360KICKFLIP】こちらをチェック。
平成トレとは?
「平成トレ」この言葉は、正確な言葉かと言われると疑問がある。誰が言い出したのかもわからないが、とにかく突然でてきてアッという間に日常的に使われる言葉となった。
さて、「平成トレ」とは一体どういうことをいうのか?
厳密な決まりはないが、超ざっくりと完結にいうと、トレをしている時にテール側の足が開いているかどうか。
一昔前は、トレといえば「しゃくる」と言う表現をされていてテール足が進行方向に巻き込む形になっていた。
例えが難しいが、仮面ライダーのライダーキックのような形だ。(仮面ライダーを知らないかもだが)
テール足が進行方向に行っているか、ハの字になっているかで平成かどうかと言われたりするのである。
NIKEライダー【ステファン・ジャノスキー/Stefan Janoski】
「平成トレ」とは言われているものの、当然ではあるが昭和世代でもこのトレをやっていたスケーターはたくさんいる。
そして私が真っ先に思い出すのは【ステファン・ジャノスキー/Stefan Janoski】この人である。
このトレのHowTo動画を当時最初に見た時は驚愕したのを覚えているが、今見れば平成トレである。
なぜ、平成なのか?昭和をディスっているのか?真意はわからない。