バックサイド5-0グラインドとは？
バックサイド5-0グラインドは、スケートボードのクラシックなグラインドトリックの一つで、デッキのテールトラックを使ってレールやカーブに乗り、グラインドする技です。バックサイドのアプローチでは、スケーターの視界にレールやカーブが見えにくく、視覚的な挑戦がありますが、その分、完成したときの達成感が大きいトリックです。このトリックをマスターすることで、スケートボーディングの幅が広がり、さらに難易度の高いトリックに挑戦する基盤が作られます。
習得しておくべきトリック
バックサイド5-0グラインドのスタンスとエントリー
スタンス
オーリーのスタンスに似ていますが、重心が後足にかかるため、後足に力を入れる必要があります。前足をデッキの中央に置き、後ろ足をテールに配置します。グラインド中にバランスを保つため、スタンスの幅や足の角度を調整し、自分に合ったポジションを見つけることが重要です。
エントリー
レールやカーブにバックサイドでアプローチし、適切なタイミングでオーリーを行います。このとき、前足を軽く浮かせてデッキのノーズを上げ、テールトラックのみをレールやカーブに乗せます。バックサイドでは視覚的な不安を乗り越え、体のバランスを保ちながらエントリーすることが成功のポイントです。
バックサイド5-0グラインドの流れとコツ
流れ
グラインドに入ったら、体の重心を後足側に保ちながら、安定したスピードで進みます。前足は軽く浮かせてデッキをコントロールし、デッキが前方に傾かないように意識します。片方のトラックだけがレールやカーブに接触しているため、バランスを崩さないように注意が必要です。
コツ
バランスが最も重要なポイントです。グラインド中、前足を少し浮かせ、テールトラックだけで滑る感覚をつかむことが大切です。また、視線を前方に向け、グラインドするラインを意識することで、より安定感が得られます。デッキの角度をキープするために、前足のコントロールが鍵となります。
バックサイド5-0グラインドのスムーズなアウト
アウトの動き
グラインドが終わるポイントが近づいたら、軽くオーリーを使ってデッキをレールやカーブから外します。アウトの際には、重心を前方に移動させ、スムーズに着地することが理想です。アウト後もスピードを維持し、バランスよく着地できれば、トリック全体が美しく仕上がります。
バックサイド5-0グラインドを極める
バックサイド5-0グラインドを極めるためには、視覚的な難しさを克服し、バランス感覚とデッキの角度コントロールを習得することが重要です。レールやカーブの高さや形状に応じて、スタンスやエントリーのタイミングを微調整し、無駄のない動きでスムーズなグラインドを目指しましょう。自分のスタイルに合った「B/s5-0グラインド」を完成させることで、さらに上級者向けのトリックへとステップアップできるでしょう。
