バックサイド50-50グラインドとは？
オーリーとは、自分とデッキが一緒に空中に浮くトリック。スケートボードの基礎的なトリックでありながら最初の壁にもなる。このトリックを基準に、さまざまなトリックへ応用することになるためしっかりとマスターしたい。また、このトリック自体も奥が深いトリックである。
習得しておくべきトリック
バックサイド50-50グラインドのスタンスとエントリー
スタンス
バックサイド50-50グラインドのスタンスは、前足をデッキの中央に置き、後ろ足をテールに配置するオーリーのスタンスに似ています。レールやカーブに乗る際、体が自然にバックサイドへ回転するように、少し後ろ寄りに重心を置くとバランスが取りやすくなります。スタンスは自分に合った位置に調整しましょう。
エントリー
レールやカーブにバックサイドでアプローチし、適切なタイミングでオーリーを行います。体の重心をやや後方に傾けつつ、デッキの両トラックが均等にレールやカーブに乗るようにします。エントリーの際には、視覚的な不安を乗り越えるための集中力が求められます。
バックサイド50-50グラインドの流れとコツ
流れ
グラインドに入ったら、体の重心をデッキの中央に保ち、安定したスピードで進むことが大切です。バックサイドの場合、視界が限られているため、体の感覚でバランスを取る必要があります。両トラックが均等にレールやカーブに乗っているかを意識し、グラインドの間はデッキがブレないようにコントロールしましょう。
コツ
バックサイドの動きは、レールやカーブをしっかりと捉えることが大切です。グラインド中に体が後ろに倒れないよう、前足で少し前方に押し出すイメージを持つと安定します。また、後方の視野が狭いため、事前にエントリーポイントをしっかり確認しておくことが成功の鍵です。
バックサイド50-50グラインドのスムーズなアウト
アウトの動き
グラインドが終わるポイントが近づいたら、軽くオーリーを使ってデッキをレールやカーブから外します。アウトの際には、重心を前方に置き、スムーズに着地することが理想的です。アウト後もスピードを維持し、バランスよくアウトすることができれば、トリック全体がきれいに仕上がります。
バックサイド50-50グラインドを極める
バックサイド50-50グラインドを極めるためには、視覚的な難しさを克服し、バランス感覚とスピードの調整を身につけることが重要です。レールやカーブの幅や高さに応じて、スタンスやエントリーのタイミングを微調整し、無駄のない動きでスムーズなグラインドを目指しましょう。自分のスタイルに合った「B/s50-50グラインド」を完成させることで、さらに上級者向けのグラインドトリックへとステップアップできるでしょう。
